ムルシアの沿岸部は砂浜のビーチが多いのが特徴です。素晴らしい自然美が見られるのは、マル・メノール(Mar Menor)でしょう。マル・メノールは発達した砂州により取り囲まれた浅い湖(潟湖)で、スペインでは最大級のものです。湖の水は塩分濃度が高く、水温も高く保たれています(地中海よりも平均5℃高い)。4箇所の開口部(水路)が、湖と海をつないでいます。一方、山岳部には、ペニベティカ山脈(Penibética)、スベティカ(Sub-bética)山脈から伸びる山々が多く見られます。そうした山々の間をグアダレンティン川(Guadalentín)、サンゴネラ川(Sangonera)が流れ盆地を形成しています。この一帯で最も目をひくのは標高2,027メートルに達するレボルカドーレス山塊(Macizo de Revolcadores)でしょう。このほかエル・カルチェ(El Carche)エスプニャ(Espuña)、ラ・ピラ(La Pila)、リコテ(Ricote)といった1000メートル級の山脈が連なっています。山地が海岸付近にまで伸び、また降水量が少ないことから、河川は短く不規則に形成されています。長さや流域面積が秀でているのはセグラ川です。セグラ川はアルバセテ(Albacete)からムルシアに入りカラスパラ(Calasparra)を経た後、再びムルシアを出てアリカンテ(Alicante)へと流れていきます。
ず持ち出されます。